研究課題/領域番号 |
18K09073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
小林 直実 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 准教授 (20453045)
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研究分担者 |
稲葉 裕 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (40336574)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 大腿骨寛骨臼インピンジメント / 股関節鏡視下手術 / コンピュータ支援手術 / ナビゲーション手術 / 股関節鏡手術 / コンピュータ支援技術 / 動態シミュレーション / コンピュータナビゲーション |
研究成果の概要 |
股関節鏡視下手術は特に大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)に対する有効性が広く認められ、近年本邦においても広く行われている。本研究ではFAI に対するコンピュータナビゲーション支援股関節鏡手術の安全性と精度検証を行った。 臨床成績としていずれのスコアの術前に比べ有意な改善を認め、明らかな有害事象は認めなかった。全体での切除精度として、91.4%において誤差3mm以内の正確性を実現していた。最大過剰切除は6.3mm、最大切除不足は-8.9mmであった。全体として過剰切除よりも切除不足が多い傾向にあった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は世界で初めて、FAIに対するコンピュータナビゲーション支援股関節鏡手術の正確性について詳細に3次元的解析を用いて精度検証を行なった研究である。前向き研究であり洗練された計測手法を用いた信頼性の高い結果を提供したものと考える。今後のコンピュータナビゲーション支援股関節鏡手術の臨床応用に向けてインパクトの高い研究である。
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