研究課題/領域番号 |
18K09092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
安藤 晃 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (90810581)
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研究分担者 |
萩原 嘉廣 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (90436139)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 超音波誘起電磁応答 / 骨質 / コラーゲン / 超音波誘起電磁波 / ASEM信号 / 圧電効果 / 音響誘起電磁波 |
研究成果の概要 |
骨折は高齢者が要支援・要介護となる大きな要因であり、社会的に大きな問題となっている。骨粗鬆症は骨強度の低下により生じ、骨強度は骨密度と骨質の2つの要因からなるとされるが、現在骨質の評価はなされていない。本研究では音響電磁波(ASEM波)の検出により物体の電気・磁気特性を非侵襲的に計測する手法(ASEM法)を使用し、骨粗鬆症により生じる変化を検出することに成功した。ASEM法による骨質評価の可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在骨粗鬆症の診断は骨密度の評価のみによって行われ、骨質の評価はなされていない。高齢化が進む本邦において骨粗鬆症の適切な診断・治療を増進し、骨折を予防することは急務である。本研究ではASEM法を使用し骨粗鬆症に生じる変化を検出することに成功し、骨質評価の可能性が示唆された。非侵襲的に骨質を評価する全く新しい診断法の可能性が示され、骨粗鬆症の診断・治療の進歩につながることが期待される。
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