研究課題/領域番号 |
18K09114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
小栗 雄介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (80528969)
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研究分担者 |
永谷 祐子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (90291583)
川口 洋平 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (90766734)
黒柳 元 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (80790831)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 関節リウマチ / 滑膜細胞 / グリオスタチン / テネイシンC / 線維芽細胞様滑膜細胞 / 滑膜炎 / チミジンホスホリラーぜ |
研究成果の概要 |
近年、関節リウマチ (RA) に対する新規薬剤 (生物学的製剤、ヤヌスキナーゼ阻害剤) が次々上市されているが、未だ関節破壊の制圧は達成されていない。関節機能障害をきたし生活の質の低下をもたらすRA制御のために、さらなる治療ターゲットの探索が必要である。グリオスタチン (GLS) は、様々な細胞に対して多彩な生理活性を有するタンパク質であり、滑膜に対しては起炎症作用とパンヌス形成作用を示す。またテネイシンC (TNC) は、Toll様受容体4を活性化する。これまでのGLSに関する研究とTNCの作用機序から、TNCとGLSの分子相間機構を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
“RAの病態、関節破壊にグリオスタチンの過剰産生が関与する”という考え方は、申請者らの独創的な研究成果に基づくものである。また従来の薬物治療により臨床的寛解を得ている患者でも、少数の関節腫脹が残存し、完全寛解目標に到達できない症例が存在することが、実臨床ではよくみられる。少数の関節腫脹に対しては、外科的に滑膜切除を行なうことも有用であるが、新規治療ターゲットを探索し、薬物治療の発展によるRAの制圧は、非侵襲性治療であり、社会的ニーズが高い。本研究では、RAの病態にGLSが関与するという着想に加えて、TNCの関与を明らかにすることにより、RA完全制圧を目指せることとなる。
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