研究課題/領域番号 |
18K09128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
藤村 哲也 自治医科大学, 医学部, 教授 (50376448)
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研究分担者 |
高山 賢一 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 専門副部長 (50508075)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 前立腺癌 / プレシジョンメディシン / アンドロゲン / エストロゲン / 分子診断 / TRIM36 |
研究成果の概要 |
前立腺癌に対するアンドロゲン遮断療法 (ADT: androgen deprivation therapy)は癌細胞の増殖に関与するアンドロゲン受容体 (AR: androgen receptor)の働きを制御することを目的としている。このADTにて長期生存する症例もあれば、比較的早期に去勢抵抗性前立腺癌 (CRPC: castration resistant prostate cancer)となり癌死に至る症例がある。本研究によって前立腺針生検パラフィン標本を用いた転移性前立腺癌症例の癌特異的生存を簡便な手法で予測するノモグラムが作成され、プレシジョンメディシンへの発展が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究にて診断時のパラフィン標本から比較的簡易にADTの耐久性を診断することができた。ADTの治療効果が低い症例は初期にタキサン系抗癌剤、免疫チェックポイント阻害薬や新規の治療薬の候補となりえる。今後は独立したコホートでの検証や、商用化に向けた妥当性の検討が必要である。
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