研究課題/領域番号 |
18K09144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
窪田 裕樹 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (10347403)
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研究分担者 |
安井 孝周 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40326153)
梅本 幸裕 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80381812)
岩月 正一郎 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (70595397)
野崎 哲史 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (50813432)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | PLC zeta / egg activation / transgenic sperm / エレクトロポレーション / 精巣内遺伝子導入 / Phospholipase C zeta |
研究成果の概要 |
マウス精巣からクローニングしたPLCζ遺伝子とGFPとの融合蛋白を発現させるベクターを作製し、雄マウスの精巣内にエレクトロポレーション法により遺伝子導入を行った。導入から2週間後に精巣上体内精子を回収したところ、融合蛋白の発現が認められるtransgenic spermを同定することができた。 このtransgenic spermとマウス卵子を用いて、卵細胞質内精子注入法を試みたところ、正常なCa oscillationと同一とはいえないが、卵細胞質内のCa濃度の上昇が観測された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、私たちが開発した精巣内遺伝子導入技術は、標的とする遺伝子を導入したtransgenic spermを作成することが可能である。これを応用することにより、標的遺伝子の機能解析並びに受精のメカニズムの解明に多大な貢献を果たすことが期待される。 最終的には遺伝子治療がなされた精子を用いて、遺伝子異常を次世代に継承させない理想的な治療法の開発を目指している。
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