研究課題/領域番号 |
18K09168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
雑賀 隆史 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (10314676)
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研究分担者 |
今井 祐記 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (10423873)
菊川 忠彦 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (70444734)
三浦 徳宣 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (80554427)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 骨転移 / 前立腺がん / 転移制御 / 分子機構 / データベース |
研究成果の概要 |
前立腺癌特異的な骨転移の成立機構を解明し治療基盤の構築を目的として、候補遺伝子PCBM1の増殖能、浸潤能、遊走能、細胞接着能への影響についてin vitroで評価を行い、細胞増殖への関与を認めた。さらにxenograftモデルで、KO細胞で皮下移植での腫瘍形成能の低下、骨転移成立の低下を認めた。RNA-seqによるトランスクリプトーム解析でCell Cycleに関連する遺伝子群の発現パターンの破綻を認め、細胞内シグナル伝達を担うPKAを介したCREBのリン酸化の異常によることを発見した。さらに多数例のヒト臨床組織検体における、原発巣でのPCBM1発現強度と骨転移や悪性度に有意な相関を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、前立腺癌進展の病態の解明と新規治療方法および骨転移の予防や骨転移発生の予測の治療基盤の構築が進むと期待できる。
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