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VHL病の腎がん発生におけるセカンドヒット遺伝子変異の探索

研究課題

研究課題/領域番号 18K09169
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関高知大学

研究代表者

辛島 尚  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (60304672)

研究分担者 執印 太郎  高知大学, 医学部附属病院, 特任教授 (70128601)
津田 雅之  高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 准教授 (90406182)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード腎癌 / VHL / PBRM1 / CRISPR/Cas9 / セカンド/サードヒット遺伝子変異 / 免疫不全 / セカンド/サードヒット遺伝子 / VHL遺伝子
研究成果の概要

本研究の目的はVHL遺伝子変異に続くセカンド/サードヒット遺伝子変異を導入することで、腫瘍形成能を有するVHL疾病モデルマウスを製作することである。VHLもしくはPBRM1単独、VHL/PBRM1ダブルヘテロ変異マウスにおいて、いずれも腫瘍形成能を認めなかったが、PBRM1ヘテロ変異マウスの約50%が生後7週を中心(3.5~23週)に死亡し、1匹は尿崩症を発症した。原因として、免疫不全が考えられた。一方、VHL/PBRM1ダブルヘテロ変異マウスはいたって健康であった。VHL変異に引き続くPBRM1変異は、ホメオスタシスを保つために正の意味で惹起された可能性を考えた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

臨床形態を表現するVHL病モデルマウスの製作に現時点では至っていないが、研究の過程において、新たなPBRM1の役割が示唆された。PBRM1は、クロマチンの調節に作用をし、成体では主に、脾臓、リンパ節、胸腺、下垂体に高発現している。このことからPBRM1は免疫システムにおいて重要な役割を担う可能性があり、本研究結果はあらたな疾患概念の礎になる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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