研究課題/領域番号 |
18K09176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
丸山 哲史 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (50305546)
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研究分担者 |
安井 孝周 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40326153)
林 祐太郎 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40238134)
水野 健太郎 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (70448710)
中根 明宏 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (70464568)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ホローファイバー / 伸展刺激 / 細胞工学 / 上皮間葉誘導 / 再生医療 / KIT陽性細胞 / 尿路上皮細胞 / シェアーストレス / 上皮間葉系誘導 / 間葉系細胞 / 尿路再建 / 平滑筋細胞 / 流れストレス / 中空システム |
研究成果の概要 |
細胞工学の技術を用いて尿路上皮細胞層を作成し、一定の空間的配列をもつ機能的な平滑筋細胞層を誘導することを検討した。そのために、方向性をもった流れ刺激(すなわちシェアーストレス)や伸展刺激などの力学的刺激および電気的刺激を負荷し、ホローファイバー(中空糸)を用いた細胞培養システムを用いた。ES細胞などを用いることで、人体に対し非侵襲的な手法となった。このように多段階的な組織作成により、確実で効率的な実際応用可能なプロセスが構築された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
尿路再建術に際しては、摘除した尿管組織の補填材料として生体適合性のある機能的な組織が必要とされる。しかし、培養細胞を材料とした組織では力学的強度が不十分であり、また臨床応用可能な必要量が確保できないなどの課題があった。ホローファイバー(中空糸)システムを用いて、幹細胞から再生した尿路上皮細胞と平滑筋細胞とを流体下で共培養する手法により、力学的な強度を持つ尿路組織を作製した。さらに電気刺激とサイトカイン刺激により細胞間接着を強化するとともに間質細胞を分化誘導し、自己調節能力を有し蠕動運動が可能な管腔組織は、尿管などさまざま部位での尿路再建手術に臨床応用が可能な生理的な手術材料となる。
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