研究課題/領域番号 |
18K09182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
末金 茂高 久留米大学, 医学部, 准教授 (40235833)
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研究分担者 |
伊東 恭悟 久留米大学, 付置研究所, 教授 (50125499)
井川 掌 久留米大学, 医学部, 教授 (40295069)
植田 浩介 久留米大学, 医学部, 講師 (60569440)
西原 聖顕 久留米大学, 医学部, 助教 (90389297)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | がん免疫療法 / がんペプチドワクチン / 尿路上皮がん / 複合免疫療法 / 複合療法 / がんワクチン / 尿路がん / 個別化治療 |
研究成果の概要 |
Human Leukocyte Antigen(HLA)-A24、-A2、-A3supertype、-A26拘束性ペプチド31種類を用い、最大4種類を投与する個別化がんペプチドワクチン(Personalized peptide vaccine、PPV)を受けた各種がん患者2588名を対象に全生存期間(Overall survival:OS)に寄与する関連因子を検証した。PPV投与前の好中球比率、単球比率、血小板数、リンパ球数、赤血球数はOSに関与しており、特に好中球比率が64.8%を超え、またはリンパ球比率が25.1%未満であることが明らかな予後不良因子であることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
個別化がんペプチドワクチン(Personalized peptide vaccine、PPV)を受けた各種がん患者2588名を対象に全生存期間(Overall survival:OS)に寄与する関連因子を検証し、バイオマーカーを検索し、予後予測因子を明らかにした。PPV投与前の好中球比率、単球比率、血小板数、リンパ球数、赤血球数はOSに関与しており、特に好中球比率が64.8%を超え、またはリンパ球比率が25.1%未満であることが明らかな予後不良因子であることが判明した。これらの検証結果から次世代PPVの新規治療戦略を確立できることが明らかとなった。
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