研究課題/領域番号 |
18K09199
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
田端 秀敏 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (40810586)
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研究分担者 |
舛森 直哉 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20295356)
佐々木 祐典 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (20538136)
本望 修 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90285007)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 間質性膀胱炎 / 骨髄幹細胞 / 移植 / Toll like receptor / TLR7 / インターフェロンβ / 骨髄幹細胞移植 / Toll like receptor 7 / Loxoribine |
研究成果の概要 |
ハンナ型間質性膀胱炎を想定したToll-like receptor7(TLR7)刺激ラットモデルを作製した。TLR7刺激薬(Loxisolivin;LX)を膀胱内注入した24時間後に骨髄幹細胞もしくは細胞なしの培養液をラットに経静脈的に投与した。投与3日後に間質性膀胱炎症状(疼痛行動、排尿行動)と病理組織学的に炎症所見を評価した。骨髄幹細胞投与群は培養液投与群と比較して、疼痛、排尿回数、1回排尿量の悪化が抑制された。また、浮腫、出血、好中球浸潤などの炎症所見の悪化も有意に抑制された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
間質性膀胱炎に対する治療には、膀胱水圧拡張術や膀胱内薬物注入療法があるが、効果は一時的であり、しばしば治療に難渋する。本研究では、TLR7刺激ラット膀胱炎モデルに対して間葉系骨髄幹細胞を移植し、生理行動学的・病理組織学的に効果を確認することができた。本研究結果より骨髄幹細胞移植は間質性膀胱炎に対する新規治療となり得ることが示唆された。
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