研究課題/領域番号 |
18K09206
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
松本 和将 北里大学, 医学部, 准教授 (70306603)
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研究分担者 |
岩村 正嗣 北里大学, 医学部, 教授 (20176564)
佐藤 雄一 北里大学, 医療系研究科, 研究員 (30178793)
小寺 義男 北里大学, 理学部, 教授 (60265733)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 膀胱癌 / 尿路上皮癌 / 腫瘍マーカー / 蛋白質 / 自己抗体 / 蛋白解析 |
研究成果の概要 |
本研究の主旨は、膀胱癌症例の組織や血清・尿を用いて膀胱癌で特徴的に増減する蛋白質や自己抗体を検討し、独自の診断・治療アルゴリズムを作成することにある。膀胱癌における様々な蛋白・抗体の発現と臨床病理学的所見・予後との比較や、化学療法の治療効果に関与する可能性のある蛋白質の発現を検討することができた。また、成果の一部を特許申請した。今後、本研究で得られた蛋白質についてさらに検討を重ね、キット化を含む実臨床への応用を目指す予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腫瘍特異的マーカーを同定することは膀胱癌のみならず、様々な癌種においても次世代に向けた医療躍進の重要な課題となっている。また、早期発見・早期治療ならびに個別治療アルゴリズムは、医療費削減の最も有効な方法であり、本研究の遂行は個別医療体制確立にとって大きな意義があり、さらに、腫瘍マーカーの存在しない膀胱癌領域の発展に一石を投じるものと考えている。
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