研究課題/領域番号 |
18K09231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
横山 正俊 佐賀大学, 医学部, 教授 (40230669)
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研究分担者 |
青木 茂久 佐賀大学, 医学部, 准教授 (10448441)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 子宮体癌 / 脂肪細胞 / 三次元培養 / 脂肪組織 / 子宮体がん / 間質細胞 |
研究成果の概要 |
本研究において我々は、新規培養方法を確立することで、脂肪細胞組織が子宮体癌の増殖、浸潤に関与することを明らかにした。この作用はp38 pathwayを介すると予想される。とくに、脂肪組織がcancer-associated adipocyteとして、子宮体癌の細胞動態を制御している可能性があることをin vitroで示すことが出来た。本研究の進展により、子宮体癌への新たな治療戦略の確立が期待され、個別化医療においても患者検体を用いることで、新規分子標的薬をはじめ、各種薬剤の有効性評価ツールとしての応用が期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子宮体癌細胞-脂肪組織解析モデル用いて、免疫組織化学、Western blot 、real-time RT-PCR、ELISA等を用いて解析し、癌細胞の生存、増殖、遊走、浸潤における皮下、内臓脂肪組織の影響とその相違を解析した。新規培養方法を確立することで、脂肪細胞組織が子宮体癌の増殖、浸潤に関与することを明らかにした。この新規培養法を用いることで子宮体癌への新たな治療戦略の確立が期待される。
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