研究課題/領域番号 |
18K09243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
山田 秀和 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん薬物療法研究部, 特任研究員 (10254012)
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研究分担者 |
田沼 延公 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん薬物療法研究部, 主任研究員 (40333645)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 卵巣がん / 標的治療 / 代謝 / BRCA / DNA修復 |
研究成果の概要 |
卵巣がんの代謝特性を解明し、新規治療標的として開発することを目的として研究を行った。具体的には、ゲノム上の全ての代謝遺伝子(代謝酵素だけでなく、関連が深い分子も含む)を対象とした、ゲノム編集スクリーニングを行った。2種の卵巣がん細胞株を用いたスクリーニングにより、その遺伝子のノックアウトが集団内での淘汰につながる代謝関連遺伝子を、CAOV3細胞にて42遺伝子、es2細胞では119遺伝子同定することができた。興味深いことに、それら遺伝子のうち33遺伝子は互いにオーバーラップしていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
創薬標的化が可能なドライバー遺伝子変異が少ない卵巣がんにおいて、新規治療シーズの開拓は非常に重要である。本研究において取得した代謝(関連)遺伝子のリストは、卵巣がんの代謝脆弱ポイントを網羅すると予想され、今後、新たな標的治療への展開を期待できる。
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