研究課題/領域番号 |
18K09283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山口 聡子 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (40609872)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 三次元培養 / 明細胞腺癌 / 卵巣明細胞腺癌 / 化合物ライブラリー |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、卵巣癌のうち、日本人で頻度が高く、既存の化学療法に抵抗性である、卵巣明細胞腺癌(CCC)に対する新規治療法を開発することである。特に、CCCの臨床像を再現した三次元培養のモデルでハイスループットスクリーニングを行うことと、ドラッグリポジショニングのために既知薬理活性物質のライブラリーを用いることを特徴とする。 まず、CCC細胞株の三次元培養モデルで、病理組織学的な特徴の再現を確認し、生存率アッセイ法を比較検討した。このCCCの3D培養系を用いて、東京大学創薬機構から化合物ライブラリーの提供を受け、既知薬理活性物質のハイスループットスクリーニングを行い、ヒット化合物を同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
卵巣癌のうち、卵巣明細胞腺癌は、欧米と比較して日本人で頻度が高いが、現在の標準療法となっている化学療法には抵抗性であることが知られている。今回、卵巣明細胞腺癌の生体内での特徴により近いと考えられる、三次元培養を用いて、既知薬理活性物質のライブラリーのスクリーニングを行った。ヒット化合物は、今後さらに詳しい研究を行い、治療薬の候補となる可能性がある。
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