研究課題/領域番号 |
18K09286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
村上 浩雄 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (10432212)
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研究分担者 |
杉原 一廣 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (00265878)
金山 尚裕 浜松医科大学, 医学部, 副学長 (70204550)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 子宮頸部上皮内腫瘍 / 光線力学的療法 / タラポルフィンナトリウム / 婦人科腫瘍 / 子宮頸部上皮内病変 / レザフィリン / 光線力学療法 / PDT / 子宮頸がん / 子宮頸部異形成 |
研究成果の概要 |
日帰り光線力学的療法を目指して臨床的及び基礎的な検討を行った。臨床的研究としてはレザフィリンPDTを用いた臨床試験を継続して行った。9例のCIN症例に対しレザフィリンPDTを施行し、追跡できた8例で治癒を確認できた。基礎的研究ではマウスを用いて通常量より少量のレザフィリンを投与しPDTの効果を検討し、ウリナスタチン、ベタメサゾン吉草酸エステル、インドメタシンの抗腫瘍効果の増強を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回臨床的検討で確認できたレザフィリンPDTの治療効果は優れていたため、早産を伴わないCIN治療として臨床へ応用できる可能性が示唆された。基礎的検討で得られた、ウリナスタチン、ベタメサゾン吉草酸エステル、インドメタシンの増強効果は投与タイミングで効果が変化するため、今後臨床試験を行うことでより副作用の少ない治療が期待できると考える。
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