研究課題/領域番号 |
18K09290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
原田 省 鳥取大学, 医学部, 教授 (40218649)
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研究分担者 |
谷口 文紀 鳥取大学, 医学部, 准教授 (40322218)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 子宮内膜症 / Estrogen受容体 / 選択的Estrogen受容体調整薬 / 子宮内膜症間質細胞 / 炎症性サイトカイン / 卵巣チョコレート嚢胞 / エストロゲン受容体調整薬 / SR-16234 / 選択的Estrogen受容体調節薬 |
研究成果の概要 |
子宮内膜症に対する新規の選択的estrogen受容体調整薬の開発を目指した。子宮内膜症モデルマウスと子宮内膜症細胞培養系を使い既存の薬剤とは全く異なる作用機序を持った薬物の開発を目標とした。新しいSERMであるSR-16234を子宮内膜症モデルマウスに投与することで、病変の数の変化と炎症抑制効果を調べた。SR-16234に対する応答遺伝子の検証にはChIP-seq解析を行い、対照リガンドを用いることで、有用性を検討解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、子宮内膜症の治療としては外科的治療と薬物治療が行われるが、外科的治療の術後再発率が高いことや、現在使用されている薬物治療の薬剤の副作用は問題であり、より安全に長期的に使用できる新しい効果を持った薬剤の開発が必要とされている。現在の薬物療法は ホルモン剤による薬物療法が主体であり、基本的に排卵抑制による無月経が主要な作用機序である。既存の薬剤とは全く異なる作用機序を持った薬物の開発は長期の症状コントロールや治療を行いながらの妊娠治療に結びつき、子宮内膜症の薬物療法に新しい展開をもたらす。
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