研究課題/領域番号 |
18K09334
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
森田 真吉 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 特任研究員 (10773955)
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研究分担者 |
玉井 恵一 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 部長 (40509262)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 下咽頭癌 / PDX / 頭頸部癌 |
研究成果の概要 |
申請者らは下咽頭癌における癌幹細胞マーカーCD271を同定し、さらに治療標的となるかどうかを検討した。抗CD271抗体を作成し、ヒト化を行った。In vitroでは、がん細胞株に対してADCC活性を認めた。担癌マウスに対してヒト化抗CD271抗体を投与したところ、腫瘍組織の増大抑制が見られた。詳細に検討すると、腫瘍組織中のCD271陽性細胞が減少していた。以上のことから、下咽頭癌においてCD271陽性細胞を標的とした治療が可能であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では抗CD271抗体が癌の治療に使えることをマウスモデルを用いて示した。今後更に検討を重ね、臨床応用の検討を進める。
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