研究課題/領域番号 |
18K09335
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
水足 邦雄 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 病院 耳鼻咽喉科科, 講師 (40338140)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 耳鳴 / 感音難聴 / シナプス / ウイルスベクター / 有毛細胞 / 遺伝子治療 / 聴覚障害 / 扁桃体 |
研究成果の概要 |
耳鳴の発症および増悪を動物モデルにおいて客観的に評価し、その原因を解析することによって、耳鳴の発症・増悪のメカニズムを可視化することを目的に研究を行った。 我々は耳鳴が 比較的高頻度に出現するモデルとして、衝撃波誘発難聴・耳鳴モデルを作成した。この衝撃波誘発難聴・耳鳴モデルは難聴の程度が軽度であるにも関わらず明ら かな耳鳴が出現することが明らかとなった。続いて耳鳴評価を行ったモデル動物に対して、治療遺伝子を搭載したセンダイウイルスベクターを内耳に投与するため、まずレポーター遺伝子を 搭載したウイルスベクターの投与を行った。FGF-2を搭載したセンダイウイルスベクターも安全に投与可能であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
根本的な治療法の存在しない耳鳴に対する新しい遺伝子治療を開発し、その治療効果を耳鳴の発生メカニズムに基づき解析を 行うことによって、ヒトへの臨床応用が可能な耳鳴に対する新規治療法を確立することを目指した。
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