研究課題/領域番号 |
18K09355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
西野 宏 自治医科大学, 医学部, 教授 (50245057)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ALDH1A1 / CD39 / Foxp3 / CD4 / CD25 / FoxP3 / がん免疫 / 細胞周期 / 頭頸部癌 / CD44 / 癌幹細胞 / 免疫 |
研究成果の概要 |
CD44vrichALDH1A1richがん細胞は静止期の細胞周期にある。がん組織に浸潤したリンパ球の多くががん細胞を攻撃した形跡がある。なぜならば多くのリンパ球がCD39richの活性化されたリンパ球であったからである。そのリンパ球はFoxp3richなど免疫抑制系のリンパ球であり、がん細胞を攻撃し疲弊したリンパ球であることがわかった。しかしCD44vrichALDH1A1richがん細胞を多く認める癌組織中ではCD39richFoxp3richの浸潤リンパ球は少ない。CD44richALDHA1rich細胞は宿主免疫脳から逃避している可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
担がん宿主免疫より逃避する機序の解明につながる。免疫チュックポイント阻害薬を投与しても担がん宿主免疫能より逃避する機序が残存している場合には効果が期待できない。宿主免疫より逃避する機序の解明に役立つ。
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