研究課題/領域番号 |
18K09369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤本 千里 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60581882)
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研究分担者 |
安部 力 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (10585235)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 前庭 / in vivoイメージング / 前庭電気刺激 / 電気刺激 / ノイズ / 確率共振 / 内耳 / イメージング |
研究成果の概要 |
マウスにノイズ前庭電気刺激を与えるための刺激電極を開発した。前庭神経核イメージングに最適化された遺伝子導入方法の検討を行った。前庭神経核に針先を挿入し、適切なウイルス導入速度にて、アデノ随伴ウイルスを用いた遺伝子導入を可能にした。前庭神経核は第四脳室に接するため、インジェクションの際に確実かつ最適量のウイルスを感染させなければ、前庭神経核に存在する神経細胞に遺伝子導入できないことが判明した。GRINレンズを前庭神経核が見える位置まで挿入し、アデノ随伴ウイルスを感染させた前庭神経核のin vivoカルシウムイメージングを試みたところ、前庭神経核の観察が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マウス前庭神経核のin vivoカルシウムイメージングの実験系を確立することにより、前庭障害の治療法の新たな標的分子の探索やスクリーニング法・評価法の開発に繋がることが期待できる。また、マウスにノイズ前庭電気刺激を与える実験系の確立により、臨床研究で示されているノイズ前庭電気刺激による体平衡改善効果のメカニズムの解明を目指した研究の発展が期待できる。
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