研究課題/領域番号 |
18K09372
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
高橋 奈央 新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (40743919)
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研究分担者 |
堀井 新 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30294060)
林 正周 新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (40463997)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 気管支喘息 / 上咽頭細菌叢 / 喘息 / 16S rRNA解析 / one airwaty,one disease / 16S rRNA解析 / 16S rRNA解析 / one airway , one disease |
研究成果の概要 |
過去の報告よりProteobacteriaの増加は喘息患者の下気道のマイクロバイオームの一つの特徴であ ると考えられている。また、特定の細菌が喘息の重症化や表現型に関与する可能性が示唆されており、M.catarrhalis,S.pneumoiae,H.influenzaeのいずれかが優勢な喘息患者は、好中球炎症の割合が高く、喘息の罹患年数が長く、一秒率が低いことも報告されている。今回 の結果は2症例であったが、上咽頭でのHaemophilus属の割合が低い結果になっているが、 今後の症例数を増やした検討が必要である
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
以前肺は無菌的な環境にあると考えられていたが、2010年にHiltyらが肺にも特有の細菌叢が存在することを報告し、肺におけるマイクロバイオームが喘息の表現型に及ぼす影響について注目されている。Proteobacteriaの増加は喘息患者の下気道のマイクロバイオームの一つの特徴であり、M.catarrhalis,S.pneumoiae,H.influenzaeのいずれかが優勢な喘息患者は、好中球炎症の割合が高く、喘息の罹患年数が長く、一秒率が低いことも報告されている。今回の結果は2症例であり、上咽頭でのHaemophilus属の割合が低い結果になっているが、症例数を増やした検討が必要である。
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