研究課題
基盤研究(C)
内耳性難聴および難聴の裏返しである耳鳴は、病態は不明の点が多く、治療法もいまだ確立されていない。内耳性難聴や耳鳴は、環境要因や遺伝要因含めた多因子により発症するものと考えられる。本研究では、臨床的研究として内耳性難聴や耳鳴のある症例での酸化ストレスや炎症性サイトカインの関連を検討した。耳鳴のリスクにuncoupling protein 1, 2およびprotein kinase C-eta の遺伝子多型が関連し、メニエール病にはplatelet glycoprotein Ia多型がリスクとなることがわかった。
内耳性難聴や耳鳴は、病態は不明の点が多いが、環境要因や遺伝要因含めた多因子によるものと考えられる。本研究の成果により耳鳴やメニエール病で遺伝要因の関与が考えられた。内耳MRI画像の進歩により内耳血管透過性亢進や内リンパ水腫の評価が可能となった。画像所見も含めて病態を分類し、内耳性難聴や耳鳴の個別化医療に向けての基礎的なデータになることが考えられる。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件)
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