研究課題/領域番号 |
18K09427
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
|
研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
北岡 康史 聖マリアンナ医科大学, 医学研究科, 教授 (10367352)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | オートファジー / 緑内障 / nicotinamide / SIRT1 / p38 / nicotinamide riboside / NRK1 / NAD / 視神経 / TNF / p62 / Sirtuin / autophagy |
研究成果の概要 |
オートファジーや代謝機能は加齢により低下する。TNF誘発視神経障害モデルを用いていくつかのオートファジーを活性化する薬物について検討した。まずサーチュインを活性化するSIRT1活性剤が視神経でオートファジーを亢進し、軸索保護効果を示すことを見出した。次にnicotinamide riboside(NR)を投与すると視神経のnicotinamide riboside kinase1が上昇することを見出した。NRはSIRT1発現を上昇させ、オートファジーを亢進させ、軸索保護効果を示した。最後にリン酸化p38が軸索障害で上昇することを見出し、オートファジー活性化により上昇が抑制され保護につながった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オートファジーや代謝機能は加齢により低下するが、運動や食事制限はオートファジー活性につながる。しかし高齢者にそれらは困難であり、薬物でのオートファジー活性化や軸索保護を提供できることにつながる研究成果を得たと考えている。
|