研究課題/領域番号 |
18K09496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 帝京大学 (2020-2022) 東邦大学 (2019) 東京女子医科大学 (2018) |
研究代表者 |
清水 一彦 帝京大学, 医療技術学部, 教授 (90385394)
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研究分担者 |
菊田 幸子 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (10367089)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | podoplanin / 炎症 / 創傷治癒 / ポドプラニン / 微小環境 / 線維芽細胞 / PDPN / 筋線維芽細胞 |
研究成果の概要 |
Podoplanin (PDPN)はリンパ管マーカーとして汎用されているが、炎症の際にPDPN陽性細胞が現れることも知られている。しかし、炎症の場におけるPDPNの発現メカニズムや機能については不明な点が多い。本研究においてはマウス創傷治癒モデルを用いて、PDPN陽性細胞の同定とその細胞の特徴を調査した。その結果、PDPN陽性細胞の多くは筋線維芽細胞マーカーを発現しており、かつ、ある免疫系細胞を呼び寄せるケモカインも発現していた。しかし他の炎症モデルでは筋線維芽細胞以外の細胞であるとの報告もあり、PDPN陽性細胞群として捉える必要があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、創傷治癒の場に現れるPDPN陽性細胞の細胞種を同定し、この細胞が創傷治癒の場においてどのような役割を果たしているのかを解明することを目的としてPDPN陽性細胞の性状を調査した。 創傷治癒のメカニズムは過去に多くの研究がなされているが、PDPNの発現に注目して行われた研究は少なく、創傷治癒の新たな知見として学術的意義は高い。また、PDPNの抗体を用いることで炎症の場におけるケモカインの発現をコントロールできる可能性が示されたことは将来的な新たな治療法の開発にもつながり、社会的意義も大きいと考えられる。
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