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抗アレルギー治療新規ターゲット分子としてのMAPキナーゼフォスファターゼの解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K09508
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57010:常態系口腔科学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

千葉 紀香  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00468050)

研究分担者 松口 徹也  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (10303629)
大西 智和  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (30244247)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードマスト細胞 / アレルギー喘息 / DUSP16 / アレルギー / MAPキナーゼホスファターゼ / T細胞 / ハウスダスト
研究成果の概要

本課題では、細胞内シグナル伝達に関わるMAPキナーゼフォスファターゼであるDUSP16のアレルギーにおける役割の解析を目的とした。
アレルギー喘息モデルでは、野生型C57BL/6に対してDUSP16ノックアウトでは抗原の経気道投与による発作マーカーである気道内の細胞数が減少する傾向がみられた。また、I型アレルギーに関係する免疫細胞であるマスト細胞の抗原刺激や細菌由来成分による活性化や、骨髄由来マスト細胞の増殖にDUSP16が重要であることが示唆された。以上のことから、DUSP16はマスト細胞の増殖や分化に重要な役割を果たし、アレルギー喘息治療の重要なターゲット分子に成り得ると考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アレルギー喘息などのアレルギー疾患は現代社会において世界的にも増加していることが知られており、また、その症状から患者のQOL(Quality of life)を酷く低下させることから、より効果的な治療法の開発や確立は急務である。
本研究では、アレルギー喘息モデル動物による比較や、アレルギーに関与するマスト細胞の増殖や活性化にDUSP16が重要であることが分かり、DUSP16が新たなアレルギー喘息治療のターゲットに成り得る可能性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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