研究課題/領域番号 |
18K09546
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57020:病態系口腔科学関連
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
永尾 潤一 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (30509047)
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研究分担者 |
田中 芳彦 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (00398083)
成田 由香 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (50758050)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯周病 / Porphyromonas gingivalis / Th17細胞 / Porphyromonas gingivitis / 歯周病原細菌 / 免疫応答 |
研究成果の概要 |
歯周病は口腔内に常在する歯周病原細菌による感染症で、歯周組織の炎症と歯槽骨の吸収により歯の喪失の最も大きな原因となる。歯周病病態形成にはサイトカインIL-17産生を特徴とするTh17細胞による宿主の免疫応答が関与し、病態を増悪化させることが分かっている。しかしながら、歯周病の病態を制御するTh17細胞の制御機構は不明な点が多く残されている。本研究により、歯周病の病態形成には、口腔と腸管の免疫ネットワークが重要な働きをすることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の歯周病の治療・予防は、口腔内の歯垢や歯石の除去を主体としたのもであった。本研究で得られた成果により、歯周病発症を制御する腸内細菌や歯周病の病態形成に関わるTh17細胞を標的とした治療法や予防法が可能になる。このように歯周病に対する新しい治療法や予防法の開発への基盤を構築することができた。
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