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質量分析イメージング解析による口腔粘膜前癌病変の糖鎖構造プロファイル

研究課題

研究課題/領域番号 18K09562
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57020:病態系口腔科学関連
研究機関朝日大学

研究代表者

江原 道子  朝日大学, 歯学部, 講師 (10425308)

研究分担者 中尾 寿奈  朝日大学, 歯学部, 助教 (30734173)
永山 元彦  朝日大学, 歯学部, 教授 (50298436)
木下 聖子  創価大学, 糖鎖生命システム融合研究所, 教授 (50440235)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード口腔がん / 口腔上皮性異形成 / 糖鎖 / 口腔扁平上皮癌 / 口腔前癌病変 / 口腔病理学 / 前癌病変 / 質量分析イメージング
研究成果の概要

口腔粘膜において前癌病変と位置づけされている上皮性異形成および悪性の上皮内癌および扁平上皮癌と診断された病理組織標本を用いて,病理標本上で存在する物質の質量を可視化するとともに定量的に解析可能な方法であるマトリックス支援レーザー脱離イオン化法による質量顕微鏡解析(MALDI-IMS)を行い,口腔前癌病変と正常部における糖鎖構造改変現象を網羅的に定量化した.その結果,正常から上皮性異形成、上皮内癌および扁平上皮癌へと病変が移行するのに伴って変化する糖鎖構造が明らかとなった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

口腔がんは全悪性腫瘍のわずか3%程度の稀少がんであるが,本邦における死亡者数は緩やかに増加傾向を示しており,早期発見・早期治療が望まれる.口腔において悪性腫瘍に移行する可能性が高いと考えられている口腔上皮性異形成の有力な候補遺伝子・診断マーカー・抗体の確立が期待されているものの,未だ確立されていないのが現状である.また糖鎖構造のもつ種特異性,細胞特異性,細胞の分化段階特異性という特長を利用して癌化による糖鎖構造改変現象を詳細に解明することは,患者主体の医療を目標とした創薬にも密接に関係しているため,臨床的にも大きな意味を持っていおり,口腔前癌病変の糖鎖構造改変現象を解明することは急務である.

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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