研究課題/領域番号 |
18K09614
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
|
研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
泉 利雄 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (40248547)
|
研究分担者 |
丸田 道人 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (40507802)
畠山 純子 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (50374947)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 生体活性ガラス / ストロンチウム / 根尖孔破壊 / 半水石膏 / 根尖部破壊 / 歯内治療 / セメント |
研究成果の概要 |
根尖部破壊症例の治療薬として、水酸化カルシウム製材やMTAセメントの代替となるようなセメントの開発を目指した。硬組織形成を促進するStrontium(以下Sr)含有生体活性ガラス(以下BAG)と保定材として半水石膏を用いた。MTAセメントはラット根管内で硬化体となりその表面に連続した硬組織が形成されたが、試作セメンtは一部吸収され硬組織と置換したが、ガラス粒子の僅かな残存と不連続な骨様硬組織形成がみとめられ、根尖部の封鎖性は不十分であった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
理想的な根尖部封鎖材は、組織為害性を示さず根尖部に硬組織を誘導し、かつ根尖部に残留せず最終的に硬組織と置換すれば極めて有用なものとなりうる。試作セメントは、半水石膏配合により硬組織への置換が生じたが、不十分であることが明らかになった。より強力に硬組織形成を誘導する方法として、生体活性ガラス(以下BAG)の作製法を変更(従来の溶融法からSol-Gel法へ)することによりBAG粒子の反応性・溶解性が増強することが報告されているので、新たな試作セメントとして作製法を変えたBAGを用いる必要がでてきた。
|