研究課題/領域番号 |
18K09619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大内田 理一 九州大学, 大学病院, 助教 (20325468)
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研究分担者 |
小栗 晋 九州大学, 先端医療オープンイノベーションセンター, 学術研究員 (10756919)
チョ ビョンヒョン 九州大学, 先端医療オープンイノベーションセンター, 特任助教 (20734528)
橋爪 誠 九州大学, 先端医療オープンイノベーションセンター, 名誉教授 (90198664)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ナビゲーション手術 / 歯科インプラント学 / 歯科インプラント |
研究成果の概要 |
我々は「直感的インターフェースを有する歯科インプラント手術ナビゲーションシステムの実用化」に取り組んだ。この赤外線を用いた手術ナビゲーションシステムは、ユーザーフレンドリーな設計操作と、埋入設計ポジションを精度良く再現することにより、歯科インプラント手術の安全性の向上や補綴操作の予知性を高めることに貢献できるシステムである。試作機の改善も進み臨床応用数も伸びたため、PMDA申請用の機材やシステムを作製した。QMS構築も行い、第三者認証機関による電気試験、リスクマネージメント等全ての試験をクリアし、現在クラスII認証のための提出書類作成を行っており、製品として2021年7月から市販予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医科の分野ではナビゲーション下の手術は安心安全の担保として捉えられ各種保険治療にも導入されてきている。日本では歯科インプラント治療自体がまだほとんどが保険適応になっていないため、ナビゲーション下の手術も保険適応は認められていない。ナビゲーションは術中目を持つものであり、安心安全の担保となるものである。日本発の高精度で使い勝手の良い歯科インプラントナビゲーションシステムを開発し実用化することによって、インプラント手術の安全性の向上に寄与し、さらに先々のインプラントの保険適応の拡大とともに、ナビゲーションシステムの保険収載を目指し国民の健康やクオリティーオブライフに寄与したいと考えている。
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