研究課題/領域番号 |
18K09626
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
鳥居 大祐 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (10548259)
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研究分担者 |
筒井 健夫 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (70366764)
堀江 哲郎 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (10508675)
小林 朋子 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (10548283)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Crouzon症候群 / 頭蓋縫合早期癒合症候群 / FGFR2 / MAPキナーゼ / ゲノム編集 / 頭蓋縫合早期癒合症 / 一塩基置換 / エクソンノックイン |
研究成果の概要 |
本研究課題では頭蓋縫合早期癒合症候群の1つであるCrouzon症候群(CS)の発症機序につながる分子機構解明と新規治療用薬剤選出を目指し研究を行った。 CS由来歯髄幹細胞について遺伝子発現およびmitogen-activated protein kinase (MAPK)の解析を行った。CSの原因となるfibroblast growth factor receptor 2の変異についてゲノム編集を行うためスプライシングバリアント解析を行った。 CS由来歯髄幹細胞は健常者由来歯髄幹細胞に比較し、硬組織形成関連遺伝子の高発現と、プロテインキナーゼC刺激時におけるMAPKの低リン酸化率が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭蓋縫合早期癒合症候群の疾患モデルにおけるこれまでの研究では遺伝子変異箇所の修復が困難であったのに対し、ゲノム編集と部位特異的組換えとの併用によって、原因となる変異箇所を修復し正常な細胞機能の回復を図ることが、本研究課題の学術的意義であると考えられる。 また、得られた細胞試料における分子動態を、クラウド型ナレッジベースへアップロードすることで、Crouzon症候群における症状の発症抑制にはたらく新規治療用薬剤選出につながることが、本研究課題の社会的意義であると考えられる。
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