研究課題/領域番号 |
18K09628
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
鶴田 昌三 愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (40183488)
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研究分担者 |
伴 清治 愛知学院大学, 歯学部, 歯学部研究員 (10159105)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ジルコニア / 加熱処理 / 表面改質 / インプラント / 表面処理 / 衝撃強さ / 低温劣化 / 埋植試験 / μ-CT / PEEK / CAD/CAM用コンポジットレジン |
研究成果の概要 |
1.ジルコニアによってインプラントを作製し加熱処理を施した、ラット大腿骨へインプラント埋植試験を行い、μ-CTや歯科用X線撮影により9週まで経過観察した。その結果、非加熱処理のインプラントと同等の親和性を示したが、加熱処理の優位を確認するには至らなかった。インプラントの形状や評価方法について今後の検討課題である。 2.加熱処理によってジルコニアは結晶相や、機械的性質が変化する可能性がある。オートクレーブによる加速劣化試験により、単斜晶が増加するが、衝撃強さには影響が少なかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第一の意義は、歯科医院内のCAD/CAMの普及による、インハウスでのオーダーメードのジルコニアインプラントの表面処理が可能になる。 第二の意義は、既存のインプラントメーカーも本方法を使用すればインプラントの表面処理を簡便化にしかも大量に不良品を少なく製作できる。 第三の意義は、ジルコニア表面は熱により活性化しているので,この特徴を利用して他の表面処理の併用も可能である.たとえばリン酸処理や、たんぱく質の吸着などより短時間に成功させることが出来ると考えられ、新たな研究の出発点が作られる。
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