研究課題/領域番号 |
18K09635
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
藤尾 正人 名古屋大学, 医学系研究科, 助教 (90612804)
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研究分担者 |
土屋 周平 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (20569785)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨再生 / 幹細胞 / メカノトランスダクション / 骨延長 |
研究成果の概要 |
ヒト骨髄由来間葉系幹細胞、ヒト歯根膜由来線維芽細胞に周期的な伸展刺激を加えて培養した。培養上清を回収し、成分解析を行った。伸展刺激を加えずに培養した場合に比べ、血管形成関連因子(VEGF, PDGF-AA)や骨形成関連因子(BMP-2, BMP-4)が多く放出されていた。in vitro、in vivoで血管形成能、骨形成能の上昇を認めた。細胞培養の環境を変えることにより、疾患特異的な細胞培養上清が得られる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
失われた骨組織の再生方法として、細胞移植の研究が盛んに行われている。我々はこれまでヒト間葉系幹細胞(hMSC)を骨欠損部に移植し良好な結果を得てきたが,細胞採取時の侵襲や感染のリスク、細胞の腫瘍化などの問題点も指摘されている。細胞移植に代わる方法として幹細胞培養後の培養上清(conditioned medium以下CM)を用いる方法を考案した。本研究では、細胞に機械的刺激を加えることにより、CMをより骨再生に適したものにできる可能性を示した。
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