研究課題
基盤研究(C)
本研究では,大人数の地域在住高齢者を対象に,調査から得られた縦断データを用いて欠損部位やパターンの変化について検討した結果,定期健診の間隔,咬合支持状態,臼歯,歯周ポケット深さ,齲蝕,修復・補綴状態,隣在歯の欠損,対合歯の存在,義歯の使用が,歯の喪失との間に有意な関連を示した.また,臼歯部の咬合支持がすべて喪失した者は,6年後の前歯部喪失のリスクが高いことが示された.
大規模疫学調査による分析結果より,歯の欠損の拡大に対して,臼歯部の咬合支持が強く関連していることが示された.このことは,予防歯学を実施する上で重要な示唆を与えるものと考えられる.
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Journal of Dentistry
巻: - ページ: 104088-104088
10.1016/j.jdent.2022.104088
Community Dentistry and Oral Epidemiology
巻: 48 号: 2 ページ: 163-170
10.1111/cdoe.12515