研究課題/領域番号 |
18K09671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
松尾 浩一郎 藤田医科大学, 医学部, 教授 (90507675)
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研究分担者 |
水谷 幸嗣 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (60451910)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 周術期口腔管理 / 口腔機能低下症 / サルコペニア / 口腔衛生管理 / 口腔機能管理 / リハビリテーション / 口腔機能 / 口腔衛生 / 歯周病 |
研究成果の概要 |
われわれは,胃がん周術期患者を対象に,口腔機能の状態と栄養状態について評価した。その結果,がんの病期によらず,70歳以上の高齢者で口腔機能が低下していることが明らかになり,口腔機能が低下している患者で低栄養の危険性が高まっていた。また,がん病期の進行とともに舌の筋力が低下していることが示唆された。本結果より,術後栄養管理の一環として,周術期における口腔機能への評価と介入の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者における口腔の機能低下が,栄養障害やフレイル,サルコペニア(筋力低下)の一因となることが近年明らかになってきた。そこで,われわれは周術期における口腔機能の変化に注目した。本研究結果より,口腔機能が低下している高齢者は,低栄養リスクが高まり,ひいては術後の合併症リスクに繋がる可能性が考えられた。本結果より,高齢者に対する普段からの口腔機能管理や周術期における口腔機能への介入の必要性が示唆された。
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