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形状記憶ゲルとバルーン技術を利用した3次元口腔・鼻咽腔印象採得方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K09673
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関東北大学

研究代表者

小山 重人  東北大学, 大学病院, 准教授 (10225089)

研究分担者 佐々木 啓一  東北大学, 歯学研究科, 教授 (30178644)
古川 英光  山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (50282827)
金高 弘恭  東北大学, 歯学研究科, 教授 (50292222)
川上 勝  山形大学, 有機材料システム研究推進本部, 准教授 (70452117)
佐藤 奈央子  東北大学, 大学病院, 助教 (80510015)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード形状記憶ゲル / バルーン技術 / 顎顔面補綴 / 3次元印象採得 / 口腔・鼻咽腔印象採得方法 / 3次元ゲルプリンター / 3次元ゲルプリンター / 形状記憶バルーン / 顎顔面補綴装置
研究成果の概要

形状記憶ゲル(SMG)の顎顔面補綴治療における印象用新規材料としての実現可能性を検討した.SMGは親水性モノマー,結晶性疎水モノマーのSA,LAによって合成され,加熱することで変形し,冷却すると結晶化,形状が維持され,再加熱で結晶が溶解し,重合時の形状に戻る特性を発現する.
試験体は光重合開始材であるカンファーキノンの配合と,各比率のLAの配合量を変化させ9通りを作製した.引張り試験と形状記憶特性の評価(固定率,回復率)を用いて物性評価した.結果,光重合が可能となり,SAとLAの配合率を変更することで引張り強さを調整することができた.この時,SMG元来の特徴である形状記憶特性は保持された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

顎顔面欠損患者の印象採得は,難条件下にも対応する適切な方法がないのが現状である.本研究成果から,形状記憶ゲル(SMG)を顎顔面補綴治療に適用することによって,顎欠損組織(アンダーカット,手術創面,易出血性腫瘤,筋皮弁)など複雑で脆弱な形態に対応する,ソフトでウェットな生体に優しい有効な印象材料として利用できる可能性が示唆された.さらにSMGの適用は,早期の経口栄養,治癒をも促進する新しい顎顔面補綴治療を確立できる可能性を有する.

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 形状記憶ゲルの歯科臨床応用に向けた物性の評価2021

    • 著者名/発表者名
      原田孝之 小山重人 佐藤奈央子 佐々木啓一
    • 学会等名
      第38回日本顎顔面補綴学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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