研究課題/領域番号 |
18K09681
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
丸尾 幸憲 岡山大学, 大学病院, 講師 (60314697)
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研究分担者 |
西川 悟郎 岡山大学, 歯学部, 博士研究員 (00172635)
吉原 久美子 岡山大学, 大学病院, 助教 (90631581)
入江 正郎 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 非常勤研究員 (90105594)
西谷 佳浩 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (60325123)
皆木 省吾 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (80190693)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メタルフリー / シランカップリング / 接着 |
研究成果の概要 |
本研究課題ではメタルフリー修復材料の特性を失うことなく,長期間の安定した予後を得ることが可能な表面処理方法を創製できるかについて検討を加えた.材料表面は酸処理や機械的な処理によってそれぞれ異なる表面性状を呈し,材料自体の機械的強度にも変化を与えた.また長鎖シランカップリングの方が従来から使用されている短鎖のシランカップリング剤よりも接着力が向上する可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
審美性の高いメタルフリー修復の初期接着力は,主に機械的嵌合力によってもたらされてきたが,一方で付与された表面の微細凹凸構造が機能圧によって進展し,修復物の脱離や破折の原因の一つとして考えられてきた.長鎖シランカップリング剤を用いた化学結合による接着は,メタルフリー修復の良好な長期的予後に寄与できる可能性がある.
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