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骨形成におけるフェロトーシス抑制機構の解明と生体材料への応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K09686
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

渡邊 郁哉  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (00274671)

研究分担者 バラネザハド 有礼左 (バラネザハド アリレザ)  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (00608870)
尾立 哲郎  長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (70513167)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
キーワードフェロトーシス / 細胞死 / エラスチン / フェロスタチン / 生体材料 / 骨形成
研究成果の概要

細胞死の予防は、いくつかの病気の阻害剤として知られている。フェロトーシスは、鉄依存性細胞死として知られる新たに調節された壊死であり、ディクソンら (2013)によると、このタイプの細胞死では、アポトーシスと壊死の代わりに脂質過酸化が細胞膜の損傷に重要な役割を果たす。フェロスタチン-1は、癌細胞のフェロトーシス経路における細胞死のよく知られた阻害剤である。また、この試薬はMC3T3E1骨芽細胞でも使用され、細胞分化試験でエラスチンが誘導する細胞死に影響を与えた。また、以前に我々は、フェロスタチン-1が骨芽細胞の生存率にドーピング効果があることを発見した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

フェロトーシスは近年その存在が認められた新たな細胞死の概念であり、現在ではがん抑制メカニズムとして注目されている。これはがん細胞の酸化ストレスに対する抵抗性を減弱させ、 フェロトーシスという鉄依存的な lipid ROS の蓄積による細胞死を起こしやすくしている一方で、骨再生におけるフェロトーシスおよび lipid ROS の影響について報告した研究はなく、本研究は骨芽細胞への影響およびメカニズムを新たに解明し、それを阻害する基質を検索し、骨芽細胞死を減少させ、骨形成を促進する基質を見いだせたので、学術的・社会的意義が大きい。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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