研究課題/領域番号 |
18K09699
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高橋 利士 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (70610864)
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研究分担者 |
権田 知也 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (30324792)
富田 章子 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (10585342)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | インプラント / オーバーデンチャー |
研究成果の概要 |
上顎無歯顎患者に対してインプラントオーバーデンチャーを設計する際は,義歯床にて口蓋を被覆すること,義歯床内に鋳造補強構造を埋入すること,インプラントを4本あるいは6本使用し,前歯部から大臼歯部にかけて可能な限りインプラントを広く分布させること,インプラント同士を連結,あるいは連結が不可能な場合は,ロケーターアタッチメントを使用すること,の4点がオーバーデンチャーおよびインプラントの双方に生じる機能時のひずみを抑制することが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果により,上顎インプラントオーバーデンチャーを選択する際の力学的な観点から考慮すべき点が明らかとなった.患者ごとに個人差はあるものの,本研究結果に基づいた治療計画を立てて,患者に提供することにより,上顎インプラントオーバーデンチャー装着後の生じるインプラントおよびオーバーデンチャーの双方に関する力学的な問題に起因するトラブルの発生防止につながり,患者のQoLの維持につながる可能性が示された.
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