研究課題/領域番号 |
18K09713
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
楠本 哲次 大阪歯科大学, 医療保健学部, 教授 (70186394)
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研究分担者 |
小正 裕 大阪歯科大学, 医療保健学部, 教授 (10131385)
小正 聡 大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (70632066)
岡崎 定司 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (80169094)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | PEEK / インプラント / in vitro / in vivo / ナノ構造 |
研究成果の概要 |
PEEK材料の生物学特性を改善するために, 様々なコーティング方法が試みられている.その中に,PEEK表面にチタンナノ構造での表面改質は,親水性を増加させ、細胞早期接着および硬組織分化誘導を促進することを示している.しかし,本材料の生体適合性は明らかではない.そこで,本研究では純チタン金属成膜PEEK材料へのナノ構造処理がラット骨髄細胞の挙動にどのような影響を与えるのか検討したところ,プラズマ処理により純チタン金属をコーティングし,ナノ構造を析出したPEEK材料表面が高い硬組織分化誘導能を示す可能性の一端が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な特色は,ナノテクノロジーの一つである材料表面のナノ構造制御に着目し,新たな生体材料を開発し他分野への応用を視野に入れているという点にある.また,構造制御の方法も比較的簡易であることから,PEEKインプラント材料の生体親和性の著しく向上することが期待でき,この結果は医科界・歯科界において多くの患者に普及させることを期待できる.
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