研究課題/領域番号 |
18K09720
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
村田 琢 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (80242965)
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研究分担者 |
清水 香澄 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (20378368)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | phosphodiesterase / cAMP / melanoma |
研究成果の概要 |
Phosphodiesterase(PDE)は細胞内シグナル伝達物質であるcAMPやcGMPの分解酵素で細胞内の濃度を調整し、様々な生理作用に関係している。PDEはPDE1からPDE11 までの11種類のアイソザイムが存在する。これまでにわれわれはPDEのアイソザイムの一つであるPDE2が浸潤と関係することを世界で初めて報告した。そのためにはPDE2遺伝子の特定部位が変異することによりPDE2タンパク質の一つのアミノ酸が変化し、その結果PDE2タンパク質の細胞内局在が変化することが考えられた。本研究では変異型の発現量が局在と浸潤能を調節している可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果によりPDE2の基礎的研究をさらに進め、PDE2の遺伝子異常に対する分子標的薬の開発やPDE2細胞内情報伝達複合体を利用した新しい診断方法や個別化治療への臨床応用に道を開くことに学術的意義や社会的意義がある。
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