研究課題/領域番号 |
18K09734
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
福井 達真 朝日大学, 歯学部, 非常勤講師 (70770121)
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研究分担者 |
林 裕晃 金沢大学, 保健学系, 准教授 (30422794)
飯田 幸弘 朝日大学, 歯学部, 講師 (60350873)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | X線 / エネルギー / フォトンカウンティング / 骨密度 / 実効原子番号 / 口内法X線撮影 / BMD / X線撮影 / フォトンカウンティング型X線検出器 / 歯科 / フォトンカウンティング型X 線検出器 / フォトンカウンティングX線検出器 / スキャノグラム |
研究成果の概要 |
新しいフォトンカウンティング型X 線検出器により被写体の顎骨を透過したX線のエネルギーを分析することで、顎骨の骨密度(骨量)と実効原子番号を正確かつ簡便に求める方法を検討した。ライン状の検出領域を備えたフォトンカウンティング型X線検出器によりスキャノグラム方式で歯科X線撮影をおこなうポータブル装置を作り撮影実験をおこなった。 3種類のX線エネルギー領域(BIN)で求められた値の比率から、透過X線エネルギー解析によりビームハードニングの程度を求めて補正することにより、画像上で同じ実効原子番号の硬組織領域を抽出して骨密度を解析する方法が有効であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科では、X線セファログラムを用いる矯正や小児歯科、および近年盛んになったインプラント治療を除いて、画像から骨を「計測・評価」することは普及していない。本研究の提案手法により顎骨の骨密度を簡便に評価できる様になれば,歯科臨床における骨の定量的計測・評価の普及が期待できる。また,X線エネルギー解析の感度および精度をさらに向上させることで,炎症や腫瘍の検出への応用の可能性もある。
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