研究課題/領域番号 |
18K09747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
清水 真弓 (吉野真弓 / 吉野 真弓 / 清水真弓) 九州大学, 大学病院, 講師 (50253464)
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研究分担者 |
岡村 和俊 九州大学, 大学病院, 講師 (20346802)
森山 雅文 九州大学, 歯学研究院, 助教 (20452774)
大山 順子 九州大学, 大学病院, 講師 (70294957)
筑井 朋子 (白石朋子) 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (80580472)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | シェーグレン症候群 / 超音波 / 診断 / エラストグラフィ / 標準化 / 非侵襲 / 超音波エラストグラフィ / 唾液腺疾患 |
研究成果の概要 |
超音波診断がシェーグレン症候群の国際診断基準に導入される基盤を確立することを最終目的に、超音波エラストグラフィの応用による診断の定量化/客観化の実現を目的とした。 エラストグラフィの画像や計測値は加えた圧力によって変化する。本研究では画像撮像時にかかる圧力を一定範囲にするため、装置に装着可能な圧力センサの開発を試みた。支持体に弾きバネとスライド抵抗、ステンレスの可動板を接続した。可動板を動かすと弾きバネが伸び、抵抗値が増加するが、全体に定電圧をかけてその変化量を電圧として測定した。加えた力とディジタルパネルの表示はリニアの関係であったため、プロトタイプの開発に成功することができたと言える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
唾液腺の画像検査を取り入れた日本のシェーグレン症候群の診断基準は国際的にも優れているが、侵襲性のある唾液腺造影やシンチグラフィは推奨しがたい。それらの画像検査に代わり超音波診断が導入されれば、非侵襲で簡便、かつ安価な検査でありながら正診率を向上させることが可能となる。 本研究では研究期間内に人体に応用することはできなかったが、超音波診断の定量評価の基礎的手法の開発に貢献できたと考える。
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