研究課題/領域番号 |
18K09755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
不破 信和 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 客員教授 (50156981)
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研究分担者 |
上田 潤 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 助教 (20610281)
田中 彰 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 教授 (60267268)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 逆行性動注化学療法 / 超選択的動注化学療法 / 動注カテーテル / 浅側頭動脈 / 超選択的動注療法 / 口腔癌 / 放射線治療 |
研究成果の概要 |
口腔がんに対する逆行性動注化学療法の治療効果,精度向上を目的にCT,MRIの画像解析による血管走行の解析,組織内造影剤濃度の解析を行った.CT画像解析では,動脈の走行パターンのカテゴライズを試みたが,過去の手術時間などとの関連を明確にできなかった.MRIの画像解析では,投与量とMRI解析(FSE法)により組織内濃度と投与量の間に有意な相関を認めることができた.研究成果については英論文で社会に公開した.今後本治療法における抗がん剤の投与量決定の根拠となるデータを蓄積できる可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,逆行性動注化学療法について,現在まではっきりしていなかった投与量と腫瘍組織内の薬剤濃度について,画像解析による安定した定量が可能になる可能性が示唆された.これは今後の同治療における精度向上を可能にするものであり,将来的により低侵襲な治療が可能になるものと思われる.
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