研究課題/領域番号 |
18K09804
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小嶋 郁穂 東北大学, 大学病院, 講師 (80447169)
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研究分担者 |
阪本 真弥 東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (90157686)
高浪 健太郎 東北大学, 大学病院, 講師 (90447160)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 口腔がん / リンパ節転移 / MRI / PET / FDG-PET / 口腔癌 / PET撮像条件 / SUV定量性 / 頭頸部癌 / MR imaging |
研究成果の概要 |
口腔がんの術前画像診断は進展範囲やリンパ節転移を正確に評価する必要があり、その判断は治療計画や治療成績に影響する。そこで、シリコン半導体検出器を搭載した PETによる頭頸部特有の画像条件を検討した。また、リンパ節転移を疑わせる局所欠損の検出を向上する新たなMRI法を開発した。これらの撮像法を用いた画像診断法は従来のPET画像に比べて、小さな原発腫瘍の検出能および病変の広がりの評価、小さなリンパ節転移の診断精度が向上していた。さらにPET定量値を用いることで非常に高い診断精度が得られた。本研究成果から得られた総合的画像診断法は、従来と比較して優れた診断精度を有する画像診断が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔がんの予後を左右する腫瘍の進展範囲の把握、およびリンパ節転移の早期診断、診断精度の向上は治療成績の向上に不可欠である。しかし、現在では約30%にも潜在的なリンパ節転移があることが知られている。また、PET画像は空間分解能が大きく劣ることから、形態的評価や進展範囲の評価には不向きとされる。本研究結果から得られた総合画像診断方法は、腫瘍の広がりの正確な判断や正しいリンパ節転移の有無の診断に有用なことが明らかとなり、即座に日常臨床に応用可能である。口腔がんにおける生命予後やQOLの向上が見込まれ、直接的に患者さんへの貢献がもたらされることになる。
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