研究課題/領域番号 |
18K09818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
梅田 正博 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (60301280)
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研究分担者 |
栗田 浩 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (10273103)
柳本 惣市 長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (10315260)
桐田 忠昭 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (70201465)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 舌癌 / 予防的頸部郭清 / 経過観察 / バイオマーカー / 潜在性頸部転移 / 頸部後発転移 / 予後 / リンパ節転移 / 前向き観察研究 / 深達度 / quality of life / 多施設共同研究 / 口腔癌 / バイオマーカー検索 / 頸部郭清 / 非ランダム化比較試験 |
研究成果の概要 |
早期舌癌の治療戦略において潜在性頸部転移に対する予防的頸部郭清術の適応は有効な治療法であるが、その適応基準は不明確である。本研究は日本口腔腫瘍学会共同研究委員会の協力を得て行う多施設共同研究で、症例登録後に予防郭清をランダム化せずに根治治療を施行し、その後統一した経過観察を行うという実臨床に最も即した形の前向き観察研究である。さらに症例登録時に癌組織のサンプリングを行い、潜在性頸部転移のバイオマーカー探索を行うことも目的としている。 2021年度で研究を終了する予定であったが、目標症例数の860例に届かず、2022年10月まで登録期間を延長した。症例登録終了後、ただちに解析に入る予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
舌癌における予防郭清の是非については現在もさまざまな意見がある。海外では予防郭清を推奨するガイドラインも存在するが、厳重な経過観察が可能な日本において予防郭清は生存率向上に寄与するのかどうかは不明である。本研究では早期舌癌における予防的頸部郭清の是非や適応基準を明らかにすることを目的としており、その研究成果により、早期舌癌患者においてオーバートリートメントを避け、良好な予後とQOLの維持を両立させる治療法を確立することが可能になると考えられる。
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