研究課題/領域番号 |
18K09819
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
岩井 俊憲 横浜市立大学, 附属病院, 准教授 (00468191)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 口腔癌 / 頸部リンパ節転移 / センチネルリンパ節 / センチネルリンパ節生検 / 低侵襲 / 磁性造影剤 / MR lymphography / 磁気プローブ |
研究成果の概要 |
通常,RIトレーサーはセンチネルリンパ節の術前マッピングとガンマプローブを用いた術中の同定に使用されるが,RIはいくつかの制限があるため,RIを用いない方法がセンチネルリンパ節生検の普及には必要である.本研究では口腔癌N0症例に対してMRLを用いたセンチネルリンパ節の術前マッピングと磁気プローブを用いた生検の実行可能性を評価した.27例の患者にセンチネルリンパ節生検を実施し,MRLによる同定は全例で可能であった.マッピングされたリンパ節は全例において磁気プローブで同定可能であった.磁気法によるセンチネルリンパ節生検は有用な方法であることが示された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで行われてきたセンチネルリンパ節生検では患者は被曝を伴う必要があり,また,放射線同位体を使用できる施設は限られていたため,普及に至らなかった.そのため,本研究では放射線被曝を伴わない方法として磁気法によるセンチネルリンパ節生検を考案し,その実行可能性を検討した.磁気法によるセンチネルリンパ節生検はすべての患者に対して実施できたため,今後センチネルリンパ節生検の普及に寄与できると考えられた.
|