研究課題/領域番号 |
18K09834
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
上田 公子 (山口公子) 徳島大学, 病院, 助教 (40335807)
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研究分担者 |
岩本 勉 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (90346916)
北村 尚正 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (50614020)
赤澤 友基 徳島大学, 病院, 助教 (10646152)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 硬組織形成 / 超遠心法 / ウシ胎児血清 / 歯原性上皮細胞 / 歯原性間葉細胞 / 増殖 / 分化 / 超遠心 / 細胞分化 |
研究成果の概要 |
超遠心法により得られたウシ胎児血清(Fetal Bovine Serum : 以下FBS)分画とその成分に注目し、硬組織形成細胞への効果について検討したところ、第1層は分化を促進し、第3層は増殖を促進する所見が得られた。そこでプロテオーム解析を行い、コントロールに比較して、各分画に特徴的なタンパク質を確認した。その結果からいくつかの分子に注目して検討したところ、歯原性間葉細胞の分化を促進する因子としてFam3Cの関与が示唆された。今後はそのメカニズムの解明を行い、その応用として、象牙質再生または骨再生の新規治療方法の開発に繋がる研究を目指したい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯の形成には、永久歯ではおよそ 10 年から 15 年と、長い期間を必要とする。今日の歯に関する研究の進歩にも関わらず、歯の再生技術の実用化が難しい原因の一つに、歯の形成には長期の時間がかかることが考えられる。すなわち、硬組織の形成を促進する因子やその詳細な機構については不明な点が多い。そこで FBS に含まれる硬組織形成促進因子が同定され、その機構が明らかになれば、硬組織形成細胞の増殖・分化の促進が可能となる。特に、これまで長い時間を要した石灰化についての研究で、今後の同研究を期間短縮という点で大きく後押しし、これまで不明だった様々な分子メカニズムの解明に大きく貢献できると考えられた。
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