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脳腸モデルによる迷走神経の活性化を応用したブラキシズムの根本療法開発への基盤研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K09840
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

菅 真有  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (50779973)

研究分担者 宮脇 正一  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (80295807)
八木 孝和  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 講師 (10346166)
大賀 泰彦  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (40780002)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード顎口腔機能 / 唾液分泌 / 脳腸相関 / 上部消化管活動 / ブラキシズム / 脳腸モデル / 脳腸ペプチド / 上部消化管機能 / 経皮的電気刺激療法 / 経皮的電気刺激手法
研究成果の概要

本研究は唾液や咬合力等の顎口腔機能、上部消化管活動およびブラキシズムとの因果関係について解明することを目的とし、咬合不調和群、粉末対照群、通常対称群においてモデル動物を作成し、上部消化管活動、唾液分泌量、咬合力の測定や個体行動解析を行った。その結果、咬合不調和群は、対照群と比較して有意に体重と食餌量が低下した。また、唾液分泌量や咬合力ならびに上部消化管活動は有意な差を認めなかった。個体運動解析の結果、咬合不調和群は、運動量が低下した。以上により、咬合の不調和が活動性の低下に関与すると示唆された。また、歯科矯正用アンカースクリューを用いて咬合力など顎口腔機能が改善した症例報告も行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ブラキシズムは多因子性の疾患とされているが、その発現メカニズムには未だ不明な点が多く、効果が立証された治療法はまだ無いため、患者のQOL 低下の要因となっている。唾液、嚥下、ブラキシズムとの因果関係について解明する事ができれば、ブラキシズム抑制メカニズムの一助となると考え、唾液や咬合力等の顎口腔機能や上部消化管活動との関連を検証したが、個体間のばらつきが大きく、有意な差を認めなかった。今後は手技も含めて更なる検討が必要である。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 舌突出癖とオトガイの偏位を伴う前歯部開咬に対して歯科矯正用アンカースクリューにより下顎臼歯部圧下と遠心移動を行った一治験例2019

    • 著者名/発表者名
      菅 真有,植田 紘貴,山西 沙祐里,宮脇 正一
    • 雑誌名

      九州矯正歯科学会誌

      巻: -

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 新規骨再生誘導材OCP/Collagen移植後に顎裂部の骨再生および歯の萌出と移動を認めた片側性唇顎裂の2治験例2019

    • 著者名/発表者名
      前田綾,岐部俊郎,菅真有,丸谷佳菜子,中川祥子,中村典史,宮脇正一
    • 学会等名
      第78回日本矯正歯科学会学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 矯正歯科治療による顎顔面形態と機能の変化に対する心理評価2019

    • 著者名/発表者名
      日野 沙耶佳,菅 真有,八木 孝和,宮脇 正一
    • 学会等名
      第14回九州矯正歯科学会学術大会 学術口演 2019年2月16-17日 福岡
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] マルチブラケット治療前の患者の心理的評価と顎顔面形態との関係2018

    • 著者名/発表者名
      菅 真有,八木 孝和,日野 沙耶佳,宮脇 正一
    • 学会等名
      第77回日本矯正歯科学会学術大会 学術展示 2018年10月30日-11月1日 横浜
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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