研究課題/領域番号 |
18K09841
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
川上 正良 奈良県立医科大学, 医学部, 学内講師 (20244717)
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研究分担者 |
和中 明生 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90210989)
下村 忠弘 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (90645607)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 発生・分化 / 細胞・遺伝子 / シグナル伝達 / 歯学 / 成長・発育 / 細胞・組織 / 上顎 / 遺伝子 / 歯科矯正学 / 細胞分化・組織形成 |
研究成果の概要 |
われわれは、これまで顎顔面の形成過程を司る分子シグナル機構を調べてきた。顔面突起の癒合時epithelial-mesenchyme transition(EMT)が行われる。唇顎裂発症においてはEMTが作用していないのではとの仮説を立て、EMTに作用する遺伝子シグナル作用について調べた。Dkk-1を用いてWNTシグナルを阻害するとEMTに作用する遺伝子の発現が減少し、唇顎裂を生じることが明らかとなった。したがってWNTシグナルを阻害するとEMTが阻害された結果顔面突起が癒合せず、口唇裂を発症することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
われわれは、これまで顎顔面の形成過程を司る分子シグナル機構を調べてきた。顔面の形成は胎生期、顔面突起が前下方に成長し、上顎突起と前頭鼻突起が癒合し(EMT)上口唇が形成される。唇顎裂発症においてはEMTが作用していないのではとの仮説を立て、今年度はEMTに作用する遺伝子シグナル作用について調べた。Dkk-1を用いてWNTシグナルを阻害するとEMTに作用する遺伝子の発現が減少し、唇顎裂を生じることが明らかとなった。したがって、すなわち口唇裂発症の原因はWNTシグナルをはじめとする顎顔面の形成過程を司る分子シグナル伝達がうまく行われていなかったことが考えられる。
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