研究課題/領域番号 |
18K09857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
森田 幸子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (00631574)
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研究分担者 |
吉松 昌子 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (20420630)
佛坂 斉祉 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (90199513)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 最適矯正力 / 分子イメージング / SPECT / 矯正力 / 骨代謝 |
研究成果の概要 |
矯正歯科治療は、矯正力によって生じる歯槽骨の吸収と添加により成り立っており、荷重の繰り返しで治療が進む。最適矯正力とは、歯根や歯周組織への悪影響なく効率的に歯を移動させる矯正力を指すが、未だ臨床的に明確な数値的指標はなく、また生物学的エビデンスも乏しいのが現状である。従来、矯正学的歯の移動時の骨代謝を観察するには、動物生存下での観察は不可能であった。本研究では、これまで静的・定性的にしか判断できなかった矯正力による生体内の変化を、分子イメージング法を用いて分子レベルで可視化し動的・定量的・経時的に捉えることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特長は、生体内での骨代謝動態を詳細に評価できるSPECTを使用する分子イメージング法を用いて矯正力によって生じる骨代謝を定量することにある。SPECTは従来の検査法よりも空間分解能に優れ3次元的な解析も可能であり、矯正力による骨代謝活性について、より詳細な検討を行うことが可能である。この分子イメージング法を用いた矯正学的歯の移動による生体内での周囲骨の代謝活性を経時的に観察する手法は、国内外を見ても他に例が無く極めて独創的であり、本研究で矯正力による生体内の変化を分子レベルで可視化し動的・定量的・経時的に捉えることに成功したことは大変意義深い。
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